サイトアイコン 2人姉妹の母、多趣味主婦とみのblog

第1子出産後5ヵ月での妊娠と稽留流産

第1子出産後6ヵ月で稽留流産を経験しました。
生理再開から、心拍確認、流産確定、手術まで、その間の思いを記録しています。



産後4ヵ月 生理再開

生理が再開しました。

産後5ヵ月 妊娠検査薬陽性

産前の周期と同じと仮定すると、生理が予定通りきませんでした。
ただ産後なので、不安定なのはやむを得ないと思っていたためそこまで気にとめていませんでした。
でも腰痛が激しく、妊娠の可能性があるのでは?と感じ妊娠検査薬を試してみたところ

陽性!

その日のうちに産婦人科に行きましたが、赤ちゃんの姿や心拍は確認できませんでした。

産後6ヵ月 心拍確認と稽留流産

2回目となった診察は初回の9日後。

ここでも心拍は確認できませんでした。
ただエコー写真では、前回より丸い何かが増えたように感じました。
生理日からすると流産の可能性があると指摘されつつも、次回まで判断は待つことに。

3回目の診察は1週間後。

エコーを入れた途端、心拍を確認!!!
安堵するとともに嬉しい気持ちでいっぱいでした!!!
でもまだまだ赤ちゃんの形ではなく細胞の状態。安心はできないとは思いつつも、どこかで心拍が確認できたからもう大丈夫!という思いがありました。
そうなると頭は産休や出産のことでいっぱいに。。。
保育所入所・職場復帰も決まっていたので、契約の関係から職場にも連絡。
もちろん家族には早々に伝えていましたし、よく会う方や妊娠を知っておいてほしい方には早いとは思いながらもこの時点でお伝えしていました。

4回目の診察は2週間後。

この時には予定日が決められるだろうということで、夫も一緒に診察へ。

前日から生理痛のようなよわーい痛みがあることを先生にお伝えしましたが、出血はなかったので、「なんの痛みやろねー」という話をしながら診察台へ。

エコーを入れてすぐわかりました。

心拍が確認できない
大きさが変わっていない

一瞬で流産だとわかりました。

その後先生からも「流産」という言葉が。

突然のことすぎて、その時は「よくあることですもんね」と普通に過ごしました。

淡々と流産手術の日程を決め、血液検査をし、説明を受け、帰路につく頃には娘も寝ていたので夫とランチをすることに。

そこでふと涙があふれてきました。
…が夫の「こんなとこ(お店の中)で泣かんといて」という言葉に深く傷つき…
(そらそうですが。苦笑)

そこで「今晩は美味しいものを食べよう」と言ってくれた夫。

しかし夕方、「全然お腹空いてないねんけど、晩御飯どうする?(食べに行かへんよな?)」と言われたことに絶句。

…というのも、ランチでパスタを食べたのですが、わざわざ大盛りにしていたんですよね。
きっと悲しい気持ちをお腹を膨らませて解消しようとしたのでしょうが、夕食を楽しみにしていた私には怒りや悲しみを通り越した感情が。

結局その日は夕食を食べずに過ごそうかと思いましたが、娘を寝かしつけた後空腹感が。。。

買ったばかりの卵とキムチがあったことを思い出し、近くにいる夫には声をかけず、一人でキムチ卵かけご飯を黙々と食べました。

すると我慢していた感情が爆発!
涙があふれて止まらなくなりました。
我慢していたらあかん!とそのまま思う存分泣きまくり、これまでこらえていたあらゆる悲しい感情を出し尽くしてスッキリ♪

昔からストレスはドラマや映画を見て泣いて発散するタイプだったのですが、結婚して子どもができてからは、そうはいかないですもんね。

さらに夫に対する思いも伝えないまま過ごしていたので、この機会に夫ともしっかり話してスッキリ♪

我慢はよくないですね。
気持ちはキチンと伝えないといけないということを改めて感じました。



産後7ヵ月 流産手術

流産手術

4回目の診察から1週間後。

いよいよやってきた流産手術当日。

持ち物は以下の通り。

持ち物
  • 同意書などの書類
  • 生理用ショーツ
  • 夜用ナプキン
  • 飲み物・軽食
  • お金
  • 診察券・保険証

意外とシンプルでした。

当日夜中0時より絶飲食で過ごし、9時までには病院入り。

診察室で最後にもう一度エコーで心拍がないことを確認した後、海藻のような棒?を入れて子宮口を柔らかくする処置を開始。

その後病室に案内され、術衣に着替えた後、抗生剤と水分補給の点滴を開始。
手術前の麻酔などにも使用するため、留置針で。

手術まで約1.5時間を個室で過ごしました。

個室では家族も待つことができるので、滞在中は快適に過ごせました^_^

そしていよいよ手術。
歩いて分娩室兼手術室に向かい、分娩台兼手術台に乗って助産師さん2人が着々と準備。

担当の先生が到着されてすぐに点滴ルートから麻酔注入。
看護師さんと一緒に数を数えていると15あたりからモヤモヤしだし、19あたりで意識がなくなりました。

次起きたら手術は既に終了。
手術時間は5-15分くらいだそうです。

目が覚めてから子宮あたりに強い鈍痛が…。
高校生の頃の生理痛のような痛みでした。
横に向いてうずくまらないと辛い痛み。しばらくそのまま横になって休み、その後は麻酔が覚めきっていないため、車椅子で部屋に戻りました。

下腹部の痛みが強いので、再び横になって休むこと約1時間。

次に目がさめると意識ははっきりしていて移動も問題ない様子。
子宮を収縮させる薬も終わったことから、子宮の痛みも無くなってスッキリ!

手術が12時頃だったのですが、13時30分頃には退院となりました。

半日の個室代も合わせて支払った費用は2万円強。もっと高額かと思っていたので、びっくりでした。

毎食後に飲む薬を3種類渡され、次回の診察は月曜日(手術日は金曜日)。
元々金曜日手術だと翌日の土曜日にも受診しないといけないと言われていたのですが、月曜日で良いとのことでした。
ただ翌日の診察で問題なければシャワー可ということだったので、これを確認し忘れてしまい、自宅に帰ってから産婦人科に電話。
大量に出血がなければ月曜日を待たなくてもシャワーOKとのことで安心。
幸い出血も生理後半程度の量でした。

手術日から2週間で出血は止まり、その後の診察(手術後2回目)でも経過は良好とのことでした。

次の妊活は生理を2回ほど見送ってから開始すると良いとのことでした。

また「既に排卵した形跡があるから、1ヵ月以内には生理が再開すると思うよ」との指摘も。

排卵から生理まで1ヵ月?!

早く妊活を再開したいので疑問が…。

ネットの情報はあれやこれやといろいろなことを好きなように書いてあるので、先生に確認すればよかった…と後悔。

焦っても仕方がない、、、生理が再開することを静かに待とうと思います(^^)

稽留流産を経験して

心拍が確認できた!

という喜びの直後(実際には2週間後ですが)だったこともあり、とてもショックが大きかったです。。。

あれが良くなかったかな…これが良くなかったかな…

といろいろ考えてしまいましたが、稽留流産は育つことができない受精卵が自然淘汰されたものとのこと。

「授かる」
ということがまさに「奇跡」であり、いかに尊くかけがえのないことか、改めて痛感する機会となりました。
また、これまでの育児でたまりたまった思いを夫と率直に言い合えていなかったことから、
「このままで大丈夫?」
というメッセージだったのかな…とも感じています。
そして第二子妊娠?!というビッグニュースに浮足立ち、娘に対する愛情がフワフワしてしまったような感覚もありました。もちろん、それまで通り最大限の愛情を注いでいた“つもり”でしたが…。
自分の未熟さを改めて痛感した今回の経験。
回避する手段はないものの、今回の気付きを実行に移し、次に私たちのもとにやってきてくれた命が無事に育つようしっかりとした

を整えたいと思います!!!
精神的にも肉体的にも妊娠に備えるため、準備していきます!

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